【書評】大人のための読書の全技術
こんにちはやどかりです。
今回は情報をどのように効率的に収集するかというテーマで、
読書術の本を読みました。
■概要
■速読の手法
・目的を明確にして自分にとって必要な部分だけ精読する。
他の部分を読まない。
・1冊で一番重要なところは15%未満。そこは精読する。
・部分的に読むスキャンニングをする
目次、冒頭、強調部分を見て必要かどうかを判断する。
・1章、2章から一番重要なことを書いていることは少ない。
3章、4章あたりに一番重要なことがくるのでそこから読む。
・誰かに読んだ内容を話すつもりで読む
アウトプットを意識することで効率的になる。
・時間制限をする。
1冊20分で読んで人に話せるようにしよう。
・本を買った後が最もモチベーションが高いのですぐに読む。
まとめる。そうしないと積読になる。
■精読の手法
・音読をすることで、文章を味わうことができる。
・やくみつるは音読をして豊富な知識を身に着けた。
・武田鉄矢はサッカーの戦術をバルチック艦隊の戦術に見立てて楽しんでいる。
・引用したい文章を見つける。暗唱できるまで覚える。引用力を鍛えることで人間性にも深みがでる。教養がある。
・教養とは引用力そのもの。
・自分のリアルと関連付ける。
・引用ベストスリー方式
自分が引用したくなる文章を探そうとする。
なぜその文章が気に入ったのかをメモしておく。
・「この一冊」を決めて、1ヶ月くらい常に一緒にいる。
・書き写す。
■アウトプット
・ブックリスト。読んだ本を1文くらいでまとめておく。
・著者の思考をなぞり自分のものにする。
・読みながら質問・疑問を考えておく。
■知っている概念を増やす
・新しい概念・考え方に触れる
・初めて聞く言葉は自分の知らない概念。
・概念の応用を考えて概念の本質をつかむ。
DNAはもともと遺伝子に関する概念
⇒企業DNA
ビッグバン・・・宇宙の始まりの爆発。
⇒金融ビッグバン。
・新しい概念を使いこなせるようにする。
ボックス⇒ボックス化
■書評
・やりたいことなど目的を明確にしておくと本屋とかでも題名を見てビビっと来るものがある。
目的を明確にすることはアンテナを鋭くして効率的に情報を収集する秘訣なのだ。
・速読で自分にとって重要な15%を探しだし、その15%を精読にする。速読と精読それぞれ機能的に使い分ける点は参考になった。
・説得力のある文章やしゃべりをしている人は確かによく引用をしていることがわかる。引用をスラスラと何も見ずに話していると、頭が良く見えるし、説得力が感じられる。引用は強力だ。文章で気に入ったモノはどんどんストックしていけるようにしたい。