【書評】読んだら忘れない読書術
こんにちはやどかりです。
ブログのネタとか考える際に、できる限り良い情報に触れて知識として蓄えることが重要だと考えています。それでネットの情報よりも本から得られる情報の方が良質だと考えるようになったので、大量に本を読もうと考えてます。
なので、今はどうやってたくさんの本を読み、それを知識として蓄えるかということをテーマに読書をしています。
今回は読書をしたところで効率的に知識を蓄えていかなければという観点で本書を選びました。
■概要
・ネットは情報(体系的ではない) 本は知識(体系的である)
・ユダヤ人の教え「財産をすべて奪われても、知識だけは奪えない」
■深読を心がける
・精読ではなく深読。内容を説明できること。議論ができること。飲み会で10分、20分議論ができるレベルが望ましい。
・行動の変化を引き起こすくらい深く読むこと。
・人に話す、勧めるという切り口。 良かった点を列挙する。書評部分を良かったてん、悪かった点、疑問点などをまとめる。
■記憶の定着させる工夫
・1週間に3回アウトプットする。
・アウトプットを意識することでインプットが深くなる。
・読んだものはシェアする。
・隙間時間に読んだ方が良い。
■本当に成長できる本を探す。
・本当に自己成長できる本があったらそれを超熟読した方が成長できる。たくさん本を読めばよいというわけではない。ホームラン級の本当に良い本に出合うことが重要。1000冊のゴミ本より1冊の優良本の方が勝る。
・今の自分のステージに合った本を選択する。
・なりたい(目標とする)人が勧めている本を読む。
・キュレーターの選ぶ本を選ぶ。(ウェブ上の情報を集めて整理し、解説などを加えて提供する人のこともキュレーターと言います)
・参考文献・参考図書に注目。あちこちで紹介されているのは良書である可能性が高い。
・google scholarは論文など
■読む戦略
・あちこち試し掘りしていき、ここだというところがあれば本掘りしていく。
・アンテナが反応したら芋づる式にどんどん掘り下げてく。
・読書のポートフォリオ(バランスよく)
超短期 ネット、新聞、習慣
短期 ノウハウ本(今すぐ活用可能)
中期投資(仕事術、勉強術)
長期投資(思想、哲学、生き方)
■書評
・アウトプットを意識する(人に説明する)というノウハウはよく聞くが、
本書に関してはもう一歩踏み込んで「議論できるレベル」と定義している。
議論するレベルというのは、ただ文章を読むだけではなく、
共感したならなぜそこに共感したのかを一歩掘り下げたり、
疑問に思ったことをきちんと言語化しておくことが必要だと思う。
・行動の変化を引き起こすように深く読むということは、自分のリアルな生活にリンクさせる必要があるだろう。この本を読んで次はどのようにして本を読むのかアクションプランにまで落とし込む必要がある。
・1回のアウトプットで満足するのではなく、似たテーマの本を複数読んだらさらにそれらをまとめてみるなど、何回もアウトプットしていく工夫が必要になってくる。
・良書を効率的に見つけるということもコツがあり、そういった問題意識をもちつづけることが重要だと感じた。読んでも仕方がない本も巷にはあふれているので、
そういった本を読む時間や書評にする時間も無駄なので、選別する必要がある。
参考図書部分は確かにいつも見過ごしていたけど、テーマを掘り下げるには良い方法だと感じた。