【書評】記憶力がいままでの10倍よくなる法
こんにちはやどかりです。
今回は10倍よくなるシリーズ最後の
「記憶力編」です。
こちら読むだけでも記憶力が良くなることを実感できました。
■概要
記銘力 動機・関心・姿勢・想像
保持力 区別・展望・圧縮・確認
想起力 状況・空間・感覚・
◆具象と印象
ものを覚えるときはたいていそのものすべてと
その余韻である印象の2種類がある。
具象を思い出すきっかけで印象を操作することが大事になってくる。
◆類比法
形あるものを結びつける
星座を覚えるときは1月はお羊の角を1に見立てる、2は水がめの上に白鳥が泳いでいるのように覚えていく。
◆誇張法
空想空間に3歩踏み入れる。
「荒川」さんという人の名前を覚えるときは、荒川の荒々しい川のなかジャブジャブ入って水浸しになっている荒川さんを想像する。
◆描画法
文字で絵を描いていく。
例えば「類比」という文字で右目、「誇張」という文字で鼻を、「描画」という文字で左目、「体験」で口を「線形」で右ほっぺを「活力」左ほっぺを、「注入」で右まゆげ
のような感じ。
◆体験法
拡大縮小、回転、鏡、着色、光彩、背景
例えば頭の中にりんごを思い浮かべて、
大きくして小さくするなど様々な動作や着色を加える。
これらを実施するごとにイメージがリアルになっていくとうまくいっている証拠
◆線形法
01~100までを単語とし
それをイメージで覚えておく。
それらを情報を結び付ける
例えば 01 甥 02 王子 03 王座 ~ のように書いて100パタンを決めておく。
読み方(濁点や「っ」を使ってもよい)
0は「お、ま、おう、わ」
1は「い、いち、いっ、ひ」
2は「ひ、に、じ、ふた、ふ、ぶ、ぷ」
3は「さん、さ、み」
4は「し」
5は「ご、こ」
6は「る、ろ、む」
7は「ち、な」
8は「ば、は、や」
9は「く」
◆活力法
情報を生き物のように目や鼻、口などをつける
◆注入法
感情のパターンを用意しておき感情を加える
喜怒哀楽など。実際の情報と感情の間には関連性が無くてもよい。
感情を加えることで情報に重みを加える。
◆空間法
例えば今の自分の部屋を空想で歩いてみる。
会社までの道を歩いてみる。
その中で情報を配置していく。
◆絵画法
写真や絵などから部分(ドメイン)を把握しておき、どのドメインに情報を埋め込む方法。見る力が増えてくればそれと同時にドメインも増えるのでより多くの情報を埋め込めるようになってくる。
◆埋込法
情報を全体を最初から覚えるのではなく、一部を先に覚えておくと、
他の部分も記憶がしやすくなる。
◆造園法
現実空間においてあるものに対して情報を埋め込み、
そのものを見ることで情報を思い出せるようにする。
◆想起法
過去の記憶を玉として取り出す方法。
その記憶の玉を情報を修復して心に戻す。
この手法を繰り返すことで、
情報をどのように想起しているのかを観察して、
感覚的に理解することができる。
◆研磨法
記憶の中から記憶の玉を取り出しそれをころころ転がす。
記憶のたまに情報を修復・付与することで記憶を明るくする。
◆結合法
情報と情報を結び付ける。Aという情報をBに埋め込んだり、縫合したり、接着したりする。インパクトのあるイメージにすることでより記憶が強くなる。
◆固定法
自分の人生の中でどのような軸で人生を送るのか
柱を決める。手に入れる情報は何かしらその柱に結び付くように
情報を入手すること。
◆望遠法
例えば実際の城を観たり、マップ上で城を観たりで、情報空間の場を大きくしたり小さくしたりする。拡大・縮小の情報を多層的に記憶すること。
◆創造法
自分の中で世界を創造していく。
昔の人は様々な世界観を持っていて、
大きな世界から小さな世界が無限に広がる世界を創造していた。
そのような世界観を自分の中で創造する。
◆夢想法
夢の空間を想起して、マップを作製する。
夢の中に繰り返される地図を手に入れることで、
夢を見ながら情報を付加することができる。
慣れてくると夢の中を自由に動くことができるようになる。
◆変質法
文字→画像
画像→文字
画像→内臓に入れて五感で感じる
のように情報の質を変えて、潜在意識がどのようなに変質させるのか観察する。
◆高速法
ゆっくり記憶するのではなく、高速に記憶する方法。
速読の方法と同じように分散入力などを実施して、
素早く記憶に入れ込むようにする。
■書評
今までは記憶の情報を無意識に任せていたが、
記憶するためのイメージを先に容易しておき、それに結び付けることで
記憶の出し入れを意識的に実施できることがわかった。
今回描画法にて本書を実施したことで、
1回読んだだけ不足なくこの記事のように出すことが可能になった。
本書を読むだけで様々なイメージを駆使しなければならないため、
イメージ力の強化になり、記憶力が上がるのが実感できる。
本書でまなんだことを何度も訓練して、自然にできるようになるまでにすれば
ものすごい多くの情報をスムーズに記憶できると思った。
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